きっしゃん”の”シリーズ1 きっしゃん”の”宝×わたしの体からワニを作ろう


3館合同事業 おはなし×あそび きっしゃん”の”シリーズ シリーズ1『きっしゃん”の”宝×わたしの体からワニを作ろう』


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2020年11月から岸和田の3館で開催した、おはなしとあそびをミックスしたワークショップ。忘れないうちに、まとめておきます。

このワークショップは、3会場で違った特徴のワニ(透明のワニ・大きなワニ・カラフルなワニ)を工作し、その後には、そのワニを発見する芝居『きっしゃん”の”宝』を鑑賞する体験活動です。

プログラムの最初は、工作遊び。 ワニは、自分の体の形から作ります。けれど、人間の体とワニの体は違い、そっくりにはなりません。邪魔な凸凹ができたり、パーツが足りなかったりします。それなのに、じーっと見つめると、ふっと、ワニに見えるんです。その閃きを頼りに工夫して、”わたしのワニ”を完成させます。

ワニが完成したら、工作室を舞台と客席に分けて、ワニを飾ります。 そして、お芝居「きっしゃん”の”宝」を鑑賞します。

このお芝居は、トレジャーハンターの”おっさん”とタヌキの”ポン吉くん”が、お宝探しに出かけるストーリー。ぽん吉くんの想像力が、私たちを海へ連れていき、そこでワニを発見します。子どもたちも、トレジャーフレンズとして、おっさんの発見を助けます。

このワニは、シリーズ3の舞台作品に登場します。子どもたちに、「みんなのワニをそれまで貸してほしい」とお願いしOKをもらったら、プログラムは終わります。




~~~~  企画のきっかけは、岸和田でワニの化石が発見されていることを知ったことでした。「きしわだ自然資料館」でワニの化石を眺め、昔ワニが住んでいた地に自分が立っていることに身震いしました。そして、ワニの復元図を眺めながら、自分の体にワニが眠っているかもしれないと想像が膨らみました。  この体験で参加者に、想像する面白さを伝えたいと思っています。工作でのヒラメキもそうですが、お芝居でワニと再会することで、無機物だったワニが、まるで生き物のように感じられる瞬間があったかもしれません。青い照明が消え蛍光灯がついた時、元の場所に戻ってきたと感じられたかもしれません。それは、想像の力です。  想像力は、世界を広げてくれます。違った見え方に気づいた時、それは動くヒントになります。そして、この想像力は、自分が持つ生きる力なんです。  プログラム終了後に、ワニと一緒に帰りたいと名残惜しそうにしている子どもがいて、彼女にはワニが友達のような存在になったのかもしれないと嬉しくなりました。

そして、私と言えば、ワニの写真を見直すと、「え、どこがワニなん?人間の体やん。」と突っ込む自分がいたりします。ワークショップ中の想像力の魔法は、凄まじかったことを感じ、この夢から覚めた感じも面白く思えます。




~~ メンバー 作・演出 まいやゆりこ 造形美術 仲谷萌 出演 門脇俊輔 池川タカキヨ イラスト JIJO デザイン 脇田友(スピカ) 一般社団法人毛帽子事務所制作 高原綾子 小山祐暉

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・実施日時&会場 2020年11月3日 岸和田市立自泉会館     12月28日 南海浪切ホール 2021年1月24日 マドカホール

[主催]岸和田市 岸和田文化事業協会 TVKグループ


・記載 情報誌「ぬーべるふぉんてーぬ」



情報誌「ぬーべるふぉんてーぬ68」