10月26日に京都市東山青少年活動センターで「アートであそぼう ぷれい、ひがしやま!」を開催しました。演劇公演やワークショップを実施している任意団体「トリコ・Aプロデュース」で企画させてもらいました。
この事業は、3月まで毎月遊びのナビゲーターを変えて、開催していきます。私にとって、初めての定期開催の事業です。定期開催にすることで、アートを日常に近づけることができるのではと考えています。アートが、互いの良さを知ったり、リフレッシュしたり、視野が広がったりと、わたしたちの暮らしにプラスをもたらしてくれると信じています。
また乳幼児は、泣く行為から表現を広げていく時期。初歩のコミュニケーション能力が育まれる大切な時間です。アートは、想像や表現が軸となる活動なので、乳幼児にとって優れたプログラムだと思います。そして、保護者が、子どもに寄り添って社会と出会う時期。今まで興味がなかった大人が、アートの魅力を知るチャンスでもあります。
(10月26日開催の様子)
10月26日のプログラムは、舞台俳優の大熊ねこさんとはせなかりえさんと共に企画しました。このプログラムは、アーティストに遊びを提案してもらい、私は受け入れをするのですが、今回は、遊ぶ内容も企画しました。
題して、あそぶおはなし「こまった こまった ぱんだちゃん」。0歳から2歳対象のプログラムです。参加者は大好きなぬいぐるみを持って参加します。今回は、1歳1ヶ月〜3ヶ月のお子様と保護者様の参加でした。0-2歳のお子さまとママは、ゆったりと時が流れています。大熊ねこさんとはせなかりえさんが、そんな参加者さまの様子に添いながら、進めました。
大熊ねこさんとはせなかりえさんは、参加者の一人一人ときちんと出会います。その出会いは、相手の呼吸を感じ、互いの良い距離を確かめ合うような、繊細で暖かいもの。子どもたちとお友だちになれたようでした。30分という短い時間で、親しくなれたのには、ぬいぐるみの役割も大きかったと思います。
(このプログラムの内容は、また別に取り上げたいと思います。)
そして、遊んだ後は、お茶を飲みながらおしゃべり。
プログラムの感想や、子どもの様子で発見したことなどをおしゃべりしました。年齢も近く、東山区に最近引っ越しされた方がいたので、子育ての情報にも話が広がりました。緊張がほぐれ、共通の体験をした後だからか、自然に会話が弾みました。私も、思わず予約数が伸びない広報へアドバイスをいただきました。(この広報の課題についても、また取り上げます)
遊びの後にティータイムを設けているのは、この事業が親子の居場所になることを期待しているからです。「アートが親子の居場所づくりに、どんな可能性を開けるのか。」が春までのテーマです。
(今回は、「ストレス解消リラックス」の名前のハーブティーをお出ししました。)