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かむじゆうのぼうけんーうみのしゃぼんだま

『かむじゆうのぼうけん-うみのしゃぼんだま-』



あらすじ--------------- ”かむじゆう”は、自分のしっぽだけが友達の、ひとりぼっちの怪獣。 そんな怪獣が、ヘンテコな音が気になって、砂漠から冒険に出ました。 ヘンテコな音の正体は、深海魚の”ジョン”のいびき。 ジョンは、体がブヨブヨで泳ぎ回ることができません。つまらなくて、いつも楽しい夢を見て眠っていました。 かむじゆうは、ジョンと友達になりたくて、 "つくるくん””おじおじ””みんな”に助けを求めます。 そして、みんなは深海魚になって、ジョンの周りを かむじゆうたちと一緒に踊るのでした。


振り返り----------  コロナ禍、緊急事態宣言が出る兵庫県での開催。 感染予防と演出の戦いでした。 この企画は、子どもたちの自由な表現がテーマなので、ルールで子どもたちを縛ってしまわないようにと心がけ、行為を遊びに取り組んだり、様式を世界観に組み込みました。しばらく参加者の健康を願う日々が続きます。

 さて、深海魚は環境に合わせて進化してきました。真っ暗だからと目を大きくしたものもいれば、歯が長すぎて口が閉じなかったり、なぜか肺をもつ魚もいたり。この1年で私たちの環境は、大きく変わりました。人間は1年では、進化を遂げられません。けれど、工夫はできます。  本作品で、子どもたちは、深海魚に変身しました。  用意


した工作材料は、紙袋とプチプチ、すずらんテープなど単純なものですが、子どもの工夫は見事でした。それをアシストする大人も見事でした。そんな姿に、想像力、創造力があれば、どんな時も楽しく生きられるんだと強く思いました。フィナーレでの出演者と子どもたちの泳ぐ姿は美しく、今でも忘れられません。

芸術は不要不急ではありません。 生きる源です。

また会えることを楽しみしています。



------------------- 令和2年度AI・HALL自主企画「みんなの劇場」こどもプログラム 『かむじゆうのぼうけん〜うみのしゃぼんだま〜』 2021年2月13日(土)・14日(日) 会場 アイホール イベントホール http://www.aihall.com/comejiyuu_umi/







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