影で絵を描く、影絵遊び(こどもえんげきぱーく)
- まいや ゆりこ
- 19 時間前
- 読了時間: 2分
アイホールで子どもが遊ぶ事業の第二弾。
今回は、「影で絵を描く、影絵遊び」がテーマ。
”演劇で遊ぶ”と聞くと、演技をしたり、歌を歌ったりする様子をイメージされるかと思うのですが、1つの行為を目的とすると、指導者は技術習得が目的になってしったり、その行為を抜けることを防ごうとしがち。子どもも、指導者の期待を汲み取ったり、周りと比べてしまい自分の表現を萎縮させてしまうのではないかと危惧します。それでは、この事業の趣旨と外れてしまう。この2時間は、”遊び”の範疇を越えずに、いつもの遊びに”演劇”をプラスしたいと考えています。ただ、頂いたアンケートには、お芝居を期待する声もありましたので、いつか演技を取り入れたことにも手を伸ばしてみたいなと思っています。演劇の魅力を知った子どもたちが、夢中で演劇に向き合う時間も魅力的ですよね。
ちなみに、私の言う”演劇”とは、”想像して創造すること”だったり、”自分や他者を感じること”であったりして、台本を書く、芝居をする、美術を作るといった具体的な行為よりも抽象的であり、感覚的なものです。また、この事業は低学年の子どもたち対象なので、自分の体と出会うこと、想像を膨らますこと、イメージを表出してみることなどの表現活動のファーストステップを目指しています。
今回は、影の面白さを使って、体をいろんな形に動かしてみることをねらいました。自分の影を見ながら、自然とカラダが動いていきます。そんな私から生まれた私ではない形を縁取りしていきました。
ホールの明かりをつけたら、いろんな線があることにびっくり。暗い中でなぞったからか、想定外な線が引かれていました。その線を元に、想像を膨らまして、絵を描き足していきました。
最初に推測した結果と違う展開を楽しむ。もちろん、その展開に”おもしろくな〜い”と言ってもいいわけで。そんな流動的な時間を過ごしました。
















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